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食で読むヨーロッパ史2500年

遠藤雅司(音食紀行)/著

哲人ソクラテスは、暴君ネロは、救国の乙女ジャンヌ・ダルクは、万能の人レオナルド・ダ・ヴィンチは、太陽王ルイ14世は、大帝ピョートル1世は、楽聖ルートヴィッヒ・ヴァン・べートーヴェンは、一体どんな料理を食べていたのか?


紀元前5世紀から20世紀まで、ヨーロッパの歴史を食文化の面から紡ぐ、読めばお腹が空く美味しい歴史書。



正直に書きますと、「トマトが伝来する前のイタリア料理ってどんなものだったんだろう」といった興味で手に取りました。イタリア料理と言えばトマト、というくらいの野菜ですが、南アメリカ原産・スペイン経由なのだから歴史は意外と浅いはずですよね。


古代ギリシアに始まって、ローマ帝国の豪華すぎてもはや意味がよく分からない饗宴料理、モンゴル支配を通じて中国からロシアに伝わったペリメニ(ロシア版水餃子)、新大陸からもたらされたジャガイモの普及、フランス革命が食文化に与えた影響……「食」という切り口で歴史を見ると遠い過去に生きた人々がぐっと身近に感じられ、歴史がより楽しくなります。「アインシュタイン博士はいちごが大変お好きだった」などと知ると世紀の天才に親近感すら湧いてきますよ。


ブリューゲルの『農民の婚宴』で給仕されているのはどんな料理なのか、といった考察も興味深くて楽しいです。


巻末には25種の料理の再現レシピも掲載されていますので、自作してみるのもまた面白そうです。


「これは美味しいだろう」と思えるものもあれば食材も調味料も馴染みがなくて全く味の想像のつかないものもあり、なかなかの冒険な気もしますが、簡単そうなのから挑戦してみたいと思います。


(河内長野店 樽野)





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  • 出版社/メーカー


    山川出版社




  • ISBN/JAN


    9784634151918












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