参議院選挙が近づいてふと思った事があります。それが、政治に関わるのは選挙の時だけなのでどのような政治家を選べば良いのかを選挙のたびに頭を悩ませていた事でした。私が思い浮かべる政治家とは、清廉潔白、徳高く、自分より国(国会議員)地域(地方議員)を一番に考える人を選びたいと思っていました。
その上で、国会議員なら国民の生活を良くなるように変えくれると思う人、地方議員なら地域の人達の生活を良くしてくれるように動いてくれる人を選びたいと思い、学歴の高い人を選んだ方がより良く変えてくれるとの思いで、選挙の際に配られる立候補者の情報が載っている紙面を読んで決めていました。
勿論、その紙面のみだけが判断材料ではありませんが、私の一票は一人の人を選ぶのに使うわけですので、為人はやはり大事にしたいところがありました。
しかし、メディアやSNSなどに触れたりする中や普通に生活からの体感などを踏まえると世の中がもっと良くなるのではないか。と、ふと思う事もありました。
そんな中、帯に大きく書かれた「正しさではなくマシな悪」に目が止まりました。本書の題名を見ると「政治哲学講義(悪さ加減をどう選ぶか)」。これはきっと私にとって良書だと私の勘が言っているぞと思い思わず手に取ってレジに向かっていました。
著者が政治哲学、政治論理を研究されている大学教授が政治哲学について、一般人である私にも分かるように物語を使って説明をしてくれていたり、図を使っていたりと何も知らない人でも理解が進むように書いて頂いている事はありがたい事でした。
政治、特に政治家を一応理解した上で、民主主義での政治家について見解が書かれている事が参考になりました。政治家について実は知っている様で知らなかった事を知る事ができた本でした。政治、政治家に対してモヤモヤした気持ちを抱いている人は専門性が高いですが、一読をお薦めしたいと思います。(河辺店 山岡)
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出版社/メーカー
中央公論新社
ISBN/JAN
9784121028501